風邪(感冒)

マスクと錠剤

新型コロナウイルス感染防止のため、診療体制を変更致しております。
※発熱、咳、味覚障害のうちいずれかの症状がある方はオンライン診療でのみ診察しております。

「風邪かな?」と思ったら、できるだけ早めに墨田区両国にある湘南メディカル記念病院・内科までオンライン診療にてご相談ください。完治のためには、適切な治療を早く受けることが肝心です。こちらでは、風邪(感冒)の原因や症状、治療法などについてお伝えします。

風邪(感冒)とは

鼻、口と肺をつなぐ管を「気道」といい、そのうち喉、声門までの部分は「上気道」と呼ばれています。 一般的に風邪と呼ばれている症状は、上気道に起こる炎症のことです。 風邪は「感冒」、もしくは「普通感冒」と呼称されることもあります。
市販薬として売られている「総合感冒薬」は、すなわち風邪を治療する薬ということです。

日常的に存在する多くのウイルスや細菌が原因となることから、一年を通して流行している病気です。 特に気温が下がり乾燥する時期は罹患する方が増加することから、冬の風物詩とも考えられています。

多くの場合は発症から1週間程度で完治しますが、一部の症状は1カ月程度継続することがあります。 その場合、肺炎など深刻な症状に発展するケースも少なくありません。 そのため、「たかが風邪」と侮らず、適切な治療を行い、早めに完治するのが大切です。

風邪にかかる原因

風邪にかかる原因

風邪はほとんどの場合、日常生活の中に当たり前のようにウイルスへの感染が原因です。 本来、私たちの体にはそうしたウイルス対する抵抗力が備わっており、風邪の発症を防ぐことができます。

しかし、ストレス、睡眠不足、疲労、生活習慣の乱れといた要因で抵抗力が弱まっている場合はその限りではありません。

風邪の症状、合併症

風邪の症状、合併症

風邪の症状としては熱感や悪寒、咳、鼻水、喉の痛み、倦怠感、食欲の低下などが代表的です。 治療薬を服用し安静状態を保つことで、ほとんどの場合は数日から1週間程度で症状は収束します。
発症後に放置、または適切な治療を行わなかった場合は、気管支炎や肺炎といった合併症に発展する場合もあります。 また、ウイルスが耳や目などにも飛び火し、結膜炎、中耳炎といった症状を引き起こす例も確認されています。

風邪の診察と検査

風邪の診察と検査

風邪ウイルスの感染状況を確認する方法としては、口腔内の確認、頚部の触診、肺の聴診といった方法が一般的です。
それぞれ、風邪にかかっているときは腫れや異音が現れます。 風邪と混同されやすいインフルエンザの感染状況を調べるために、インフルエンザウイルスの迅速検査を行う場合もあります。

風邪の治療

風邪の治療

風邪の症状に合わせて、抗ヒスタミン薬、鎮咳薬、うがい薬等を処方し、治療を行います。
発熱、頭痛、関節痛といった上気道以外の症状も確認されている場合は、解熱剤、鎮痛剤を処方することも珍しくありません。

風邪の予防

風邪の予防

風邪の予防策としてはうがい、手洗い、マスクといったウイルスの侵入を防ぐ方法が有効です。
また、規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠で、体の免疫力を高めておくことも重要となります。 低気温、乾燥といった風邪のウイルスが活動しやすい状況が揃っている冬は、特に予防策を徹底するのが賢明です。

監修医紹介

加藤 貴志 院長(かとう たかし/Takashi Kato)

咳(せき)の検査・診断 担当医 加藤 貴志 院長 (かとう たかし/Takashi Kato)

経歴

1998年自治医科大学卒業
2007年東北大学大学院医学博士課程修了、東北大学病院移植・再建・内視鏡外科 他
2016年〜現職

備考

医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会 日本内視鏡外科学会 日本臨床外科学会 日本再生医療学会 日本抗加齢医学会 総合診療認定医