風邪の診察と検査

風邪をひいた人が病院に行った際、行われる診察や検査についてお話しします。

病院で行われる診察

病院では風邪をひいた方が来院された際、検査は行わず、診察、触診、聴診で対応するのが一般的です。具体的には以下のような方法で病状のチェックが行われます。

口腔内の診察

口腔内の診察

口の中には、風邪の状況を把握できる情報が多く見つかります。そのため、口腔内の確認は風邪の診察において一般的です。具体的には口腔内を観察し、喉・扁桃腺の様子から状況を確認します。喉が赤くなっていれば風邪のサインです。口を大きく開けたときに舌の付け根の左右に視認することができる扁桃腺の様子からも風邪かどうかを判断することができます。風邪をひいている場合、扁桃腺が腫れていることがあります。
また、喉の奥に見つかる白い塊「白苔」は喉の膿ともいえるものであり、風邪や扁桃炎の兆候です。

耳下腺・顎下腺・頸部リンパ腺の触診

風邪の診察では、触診が行われることもあります。触診で確認するのは、主に以下のような部位です。

耳下腺

耳下腺

両耳の下に位置する耳下腺は風邪をひいていると腫れが確認されることがあります。

顎下腺

顎下腺

顎の下にあたる顎下腺もしこりや腫れが出ることがあるため、風邪の触診ではチェックされます。

頸部リンパ腺

頸部リンパ腺

首のリンパ節の様子も風邪の状態を調べる上では重要なヒントとなります。緊張状態や腫れ、しこりから風邪の病状がわかります。

肺の聴診

胸に聴診器を当て、呼吸の音を調べると肺の状態がわかります。異音がなければ問題ありませんが、「パチパチ、ブツブツ」といった音が聞こえれば風邪と同時に肺炎を併発している可能性があります。

風邪で行われる検査

通常、風邪の診察では上述した触診、聴診が一般的であり、大掛かりな検査が行われることはありません。しかし、状況によってはさらなる検査が必要になる場合もあります。 症状の悪化が著しい場合やインフルエンザの感染が疑われる場合は血液検査やインフルエンザ迅速テストが行われます。発熱や咳が長引いている場合は、胸部のレントゲン撮影も一般的です。

風邪の状況や合併症・インフルエンザ等……把握するためには病院での検査が一番

風邪とインフルエンザの初期症状はよく似ています。また、風邪が発端となって起こる合併症は多いです。風邪をひいたご自分の体の状況を正確に把握するためには、やはり病院での診察・検査を受けるのが一番でしょう。
墨田区の湘南メディカル記念病院・内科は患者様一人ひとりに丁寧な検査を行い、正確な病状をお伝えします。体調に異変を感じている両国周辺にお住まいの方は、当店に来院して状況を把握しましょう。

担当医紹介

加藤 貴志 理事長・院長 (かとう たかし/Takashi Kato)

風邪の診察と検査 加藤 貴志 理事長・院長 (かとう たかし/Takashi Kato)

経歴

1998年自治医科大学卒業
国立仙台病院(現、仙台医療センター)勤務
2005年七ヶ宿町国民健康保険診療所所長
2006年公立佐沼病院外科医長、地域医療連携室室長
2007年東北大学病院移植・再建・内視鏡外科(食道・胸腔鏡グループ)
2012年岩手県立中央病院消化器外科医長(腹腔鏡グループ)
2014年登米市立登米市民病院第二外科長、化学療法室長
2016年愛恵会湘南メディカル記念病院理事長

備考

医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会 日本内視鏡外科学会 日本臨床外科学会 日本再生医療学会 日本抗加齢医学会 総合診療認定医