守っていただきたい睡眠薬服用のルール

墨田区両国の湘南メディカル記念病院・内科では、睡眠薬の処方を中心とした不眠症治療を行っています。睡眠薬は、睡眠時間や睡眠の質を正常に戻すために用いられますが、誤った方法で服用すると副作用や中毒症状を引き起こし、患者様の健康状態を悪化させてしまいます。そのため、正しい服用方法を理解しておくことは極めて重要です。当院の患者様にご案内している睡眠薬服用のルールを、以下にご紹介しましょう。

服用する量を守る

当院では患者様からお伺いした症状に応じて、最適と思われる睡眠薬を処方しております。各睡眠薬には適切な服用量が定められており、この量を超えて服用すると日中に感じる強い眠気の原因となります。服用量があまりに多い場合、起きている時間にふらつきやめまいを感じ、歩くことすらままならないこともありますので大変危険です。睡眠薬の服用量は、医師の指導を必ず守るようにしてください。

アルコールと一緒に服用するのは危険

アルコールには、睡眠薬の作用を強め、持続時間を延ばす効果があります。また、アルコールは睡眠の質を下げ、逆に不眠の原因になっていることもあります。アルコールと一緒に睡眠薬を摂取したり、常習的にアルコールと睡眠薬を一緒に摂取したりするのはお勧めできません。当院では、睡眠薬を処方する患者様にはアルコールを控えていただくよう患者様へご案内しております。

独断で服用をやめない

長期間にわたって睡眠薬を服用していて突然服用をやめると、退薬症状と呼ばれる頭痛、不安感などの諸症状が現れる場合があります。ごく稀に薬の服用前より不眠症の症状が悪化してしまうこともありますので、原則として当院では不眠症が改善されても徐々に睡眠薬を減らしていくようにご案内をしております。不眠症の症状が改善されてきたからといって、独断で睡眠薬の服用をやめず、医師の指示を仰ぐようにしてください。

睡眠薬のリスクを理解することが大切

睡眠薬は不眠症の改善に効果的ですが、同時に正しい使用方法に遵守しなければ患者様の体に害を及ぼすリスクをはらんでいます。そのため、睡眠薬のリスクについて正しく理解しておくことが大切です。
墨田区両国の湘南新宿メディカル記念病院では、睡眠薬を処方する患者様に対して正しい服用方法をご案内しております。医師の指導に従い、睡眠薬を服用していればリスクを心配することはありません。不眠症でお悩みの方は、お気軽に当院の医師へとご相談ください

監修医紹介

加藤 貴志 院長(かとう たかし/Takashi Kato)

咳(せき)の検査・診断 担当医 加藤 貴志 院長 (かとう たかし/Takashi Kato)

経歴

1998年自治医科大学卒業
2007年東北大学大学院医学博士課程修了、東北大学病院移植・再建・内視鏡外科 他
2016年〜現職

備考

医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会 日本内視鏡外科学会 日本臨床外科学会 日本再生医療学会 日本抗加齢医学会 総合診療認定医