腹部超音波検査(エコー検査)

腹部超音波検査とは、腹部に超音波を発信しその反射波を利用して画像化・解析する検査のことです。ゼリー剤を腹部に塗り、プローブをあてて体内の状態を調べます。腫瘍やポリープ、炎症、結石などを発見することができます。

検査の方法

検査をするときは、腹部を広く出すためにズボンやスカートを腰の骨辺りまで下げます。そして、検査台に仰向けに寝て両手を頭の方にあげ、手枕の姿勢を取ります。皮膚と音波を出すプローブとの間に空気が入らないように腹部にゼリーを塗り、プローブをあてて肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの臓器の断面図をモニターで確認します。所要時間は10~20分ほどです。

腹部超音波検査はX線検査と違い放射線を使用しないので、被爆の心配をせずに受けることができます。しかし、検査の精度が担当した医師や検査技師の技量によって変わることや、ガスや便が溜まっていると見えにくいなどのデメリットもあります。しかし短時間に多くの情報を得ることができるうえ患者に痛みなどの苦痛がないので、幅広く活用されている検査方法です。

墨田区両国の湘南メディカル記念病院・消化器内科では腹部超音波検査も受けつけています。体に不調を感じた際は、ぜひご来院ください。