人間ドックの結果項目

人間ドックの結果項目の中から、知っておいて頂きたいものを墨田区両国の湘南メディカル記念病院がいくつかご紹介します。

アミラーゼ

アミラーゼは、膵臓からつくられる消化液の膵液に含まれている消化酵素です。食事で体内に取り込まれたデンプンを、糖へと変える役割を担っています。人間ドックで測定するのは、血液に含まれる血中アミラーゼです。一方で唾液にもアミラーゼは含まれるので、この値が高い場合、膵臓、もしくは唾液腺が何らかのトラブルを起こしている可能性があります。血中アミラーゼの一般的な基準値は37~131U/L程度です。

総蛋白

総蛋白とは、血中に存在するタンパク質の総量です。体内に吸収されたタンパク質は、主に肝臓で「アルブミン」と「グロブリン」という2種へと再合成され、血中へと流し込まれます。つまり、アルブミンとグロブリンの合計が、総蛋白の値ということになります。何らかの病気を罹患しているときは数値が増減しますが、とりわけ栄養が足りていない状態や肝臓の障害、腎臓の障害などで異常値を示すことがあります。総蛋白の基準値は6.5~8.0g/dLとなります。

アルブミン

アルブミンはグロブリンと共に、総蛋白を構成する要素です。基準値に対してアルブミンが高い場合、血管内の水分が減少し、脱水傾向にあることを表します。値が低い場合は、タンパク質不足や肝機能低下のサインです。基準値は3.8~5.3g/dLとされています。

総ビリルビン

古くなった赤血球が破壊される際には、「ビリルビン」と呼ばれる、黄色い色素が生まれます。人間ドックで測定される総ビリルビンは、血中に含まれているビリルビンの総量を表す値です。総ビリルビンの基準は0.2~1.0mg/dLと、通常は血中にごくわずかのビリルビンしか存在していません。この基準値に対して総ビリルビンの値が高い場合、肝臓や胆道(胆嚢や総胆管)、膵臓の疾患が疑われます。

ALP

ALPは多くの臓器、器官に存在している酵素です。数値が高い場合、肝臓、小腸、胎盤、骨、腎臓の異常が考えられます。基準値は115~359IU/lです。

監修医紹介

加藤 博己 院長(かとう ひろき/Hiroki Kato)

咳(せき)の検査・診断 担当医 加藤 博己 院長 (かとう ひろき/Hiroki Kato)

経歴

2015年福井大学医学部医学科卒業
2016年名古屋市立大学病院
2017年海南病院
2021年名古屋第一赤十字病院
2023年名古屋大学医学部附属病院
2023年湘南美容クリニック 入職
2026年湘南メディカル記念病院 院長就任