高血圧の治療

高血圧の治療は、薬物療法、運動療法が中心です。墨田区両国の湘南メディカル記念病院でも、患者様の状態に応じてこれらの治療を組み合わせ、症状の改善を目指します。こちらでは、それぞれの治療について詳しくお話していきます。

薬物療法

薬物療法で使用されるのは、血圧を正常値まで下げるための降圧剤が中心です。代表的な降圧剤である「アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬」「カルシウム拮抗薬」「利尿薬」についてご紹介します。

アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬

アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は、日本で広く普及している降圧剤のひとつです。血圧を上げてしまう「アンギオテンシンⅡ」という物質と受容体の結合を阻害することで、血圧の上昇を防ぎます。

カルシウム拮抗薬

カルシウム拮抗薬は、血管を構成している「平滑筋」という筋肉の緊張を緩和させて、血圧を下げる薬です。降圧剤の中では最も効果が大きいと考えられており、頻繁に第一選択薬として処方されています。

利尿薬

利尿薬はナトリウムの排泄を促し、尿の量を増加させる薬です。血中の水分が増えると、それに応じて血液の全体量も増え、結果的に血圧も上がってしまいます。利尿薬によって排尿を促進すると、血圧の低下も期待できます。

食事療法

当院では、高血圧の治療方法として1日の塩分6g未満を目指した食生活の実践を推奨しています。それまでの塩分過多な食生活を見直し、「主食」「主菜」「副菜」をバランスよく食べることが重要です。「主食」「主食」「副菜」の例を以下にご紹介します。

主食:ごはん、玄米、パン

主菜:魚、肉、卵、大豆

副菜:野菜、海藻

運動療法

運動には、呼吸をしながら行う「有酸素運動」、一時的に呼吸を止めて力を出す「無酸素運動」の2種類があります。無酸素運動を行うと瞬間的に血圧が上昇するので高血圧の方にはおすすめできません。高血圧の運動療法では、有酸素運動が基本となります。

ウォーキング、サイクリング、水泳といった運動を、できれば毎日行うのが理想です。また、1回当たりの運動を30分以上続けなければさほど効果はありません。少しずつ体を動かしていき、運動を習慣化することが大切です。

基本となるのは食事療法・運動療法

比較的軽度の高血圧であれば、薬物を使用せず食事療法、運動療法のみで改善することがあります。いずれにせよ、高血圧を治療するためには食事や運動など、生活習慣の見直しが不可欠です。墨田区両国の湘南メディカル記念病院では、高血圧の改善に向けた生活習慣のアドバイスを患者様に提供しております。高血圧にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

担当医紹介

加藤 貴志 理事長・院長(かとう たかし/Takashi Kato)

咳(せき)の検査・診断 担当医 加藤 貴志 理事長・院長 (かとう たかし/Takashi Kato)

経歴

1998年自治医科大学卒業
国立仙台病院(現、仙台医療センター)勤務
2005年七ヶ宿町国民健康保険診療所所長
2006年公立佐沼病院外科医長、地域医療連携室室長
2007年東北大学病院移植・再建・内視鏡外科(食道・胸腔鏡グループ)
2012年岩手県立中央病院消化器外科医長(腹腔鏡グループ)
2014年登米市立登米市民病院第二外科長、化学療法室長
2016年愛恵会湘南メディカル記念病院理事長

備考

医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会 日本内視鏡外科学会 日本臨床外科学会 日本再生医療学会 日本抗加齢医学会 総合診療認定医