咳(せき)の検査・診断

咳はその原因によって治療法が異なります。多くの病気・疾患が咳の原因となり得るため、診断や検査で咳の原因を突き止めることは極めて重要です。以下では、墨田区両国の湘南メディカル記念病院で行われている咳の診断・検査についてご紹介します。

問診でお伺いする内容

当院ではまず、問診によって患者様の咳の状態を確認しております。医師は患者様からの申告によって咳の原因や症状の度合いを判断します。問診でお伺いするのは、以下のような内容です。

たんの有無

咳の原因を特定する上で重要なヒントとなるのが、たんの有無です。たんが出る咳を「湿性」、たんを伴わない咳を「乾性」と呼びます。湿性の場合は「ゴホゴホ」といった喉にたんが絡みつくような音が、乾性の場合は「コンコン」といった乾いた音が出るのが特徴です。たんが出ている場合、たんの検査(喀痰検査)をして細菌の繁殖状況を確認することもあります。

咳が続いている期間

3週間未満の咳を急性咳嗽、3週間以上8週間未満の咳を遷延性咳嗽、8週間以上の咳を慢性咳嗽と呼びます。原因によって咳が続く期間は異なりますので、患者様には咳が出てからどれくらいの期間が経過しているのかを伺います。一般的に、咳が長続きしているほど、ウイルスや細菌による感染症以外の可能性が強く疑われます。

咳が出る時間帯

咳が出る時間帯から原因を判断することがあります。朝、起床した後の咳が激しい場合は、気管支喘息の可能性が考えられます。日中にしか出ない咳は、心因性による可能性も考慮します。就寝中に咳が出て起きてしまうような場合は、鼻炎や風邪がきっかけとなっているケースが多いです。

長期間にわたり咳が続いている場合に実施される検査

長期間咳にお悩みの方に対しては、より綿密な検査を行います。具体的な検査としては以下のような内容です。

肺機能検査

肺の容積や、肺による空気の出し入れが正常に行われているかどうかを調べるために、スパイロメーターという機器を使用した検査を行います。

胸部レントゲン

肺がんや、肺結核といった病気の可能性が考えられる場合は、胸部のレントゲンを撮影し、肺の状態を確認します。

しつこい咳は深刻な病気のサイン

咳は軽視されてしまいがちですが、肺がんなど深刻な病気のサインでもあります。早期の段階で咳の原因を特定し、必要に応じた治療を受けることが重要です。墨田区両国の湘南メディカル記念病院は、患者様の咳の状態を詳しく調べ、原因を特定しております。治療が困難になる前に、お早めに当院へとお越しください。

担当医紹介

加藤 貴志 理事長・院長(かとう たかし/Takashi Kato)

咳(せき)の検査・診断 担当医 加藤 貴志 理事長・院長 (かとう たかし/Takashi Kato)

経歴

1998年自治医科大学卒業
2007年東北大学大学院医学博士課程修了、東北大学病院移植・再建・内視鏡外科 他
2016年〜現職

備考

医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会 日本内視鏡外科学会 日本臨床外科学会 日本再生医療学会 日本抗加齢医学会 総合診療認定医