高血圧の原因

高血圧は様々な病気の原因となるにも関わらず、その原因ははっきりとはわかっていません。墨田区両国の湘南メディカル記念病院が、高血圧を引き起こり得る要素をご紹介します。心当たりのある方は、高血圧に注意してください。

原因が特定できない「本態性高血圧」

高血圧は「本態性高血圧」と「二次性高血圧」に大別されています。この内、他の疾患やホルモンに分泌以上など明確な原因によって引き起こされるのが、二次性高血圧です。一方で、高血圧の発症例のおよそ90%以上は、明確な原因がわからない「本態性高血圧」だと言われています。

本態性高血圧を引き起こす方には生活習慣に共通している点が多く見受けられます。そのため、そうした生活習慣の特徴を、高血圧の原因とする考え方が一般的です。

高血圧を引き起こしうる生活習慣

以下のような生活習慣は、高血圧のリスクを高めます。心当たりがあれば、改善に勤めましょう。

塩分過多の食生活

塩分過多の食生活

塩分の多い食事をとると、血中の塩分濃度を薄くするために水分を欲するようになります。増加した体内の水分量は血液の増加につながり、結果として血圧が上昇するのです。

過剰なアルコールの摂取

過剰なアルコールの摂取

アルコールは少量であれば血圧を下げますが、大量に飲むと反対に血圧を上げてしまうようです。高血圧に悩まされている方の多くは、日常的にたくさんのお酒を飲んでいます。

喫煙

喫煙

喫煙は、血圧に明らかな悪影響を与えることがわかっています。ニコチンによる副腎への刺激でホルモン分泌が促進されることが、高血圧を引き起こすようです。

睡眠不足

睡眠不足

高血圧に悩まされている方の多くが、睡眠に何らかの問題を抱えています。特に睡眠不足の方は高血圧になっていることが多く、睡眠時間と血圧には何らかの関係があると考えられています。

運動不足

運動不足

運動不足で引き起こされる肥満から、高血圧になるケースがあります。運動不足からくる高血圧は糖尿病も併発しやすいので、特に警戒が必要です。

遺伝

遺伝

はっきりとした理由はわかっていませんが、遺伝も高血圧のリスクに関係すると考えられています。親の片方が高潔圧の場合はおよそ30%、両親が高血圧の場合は50%の確率で子供も高潔圧になると言われています。高血圧のご両親がいる場合は、注意が必要かもしれません。

誘因となる要素を知ることで高血圧を予防

はっきりした原因をわかっていませんが、誘因となる要素を知ることで高血圧を限りなく遠ざけることはできます。墨田区両国の湘南メディカル記念病院・内科では、高血圧のリスクを低下させるためのアドバイスを提供しております。高血圧にお悩みの方は、一度当院にご相談ください。

監修医紹介

加藤 貴志 院長(かとう たかし/Takashi Kato)

咳(せき)の検査・診断 担当医 加藤 貴志 院長 (かとう たかし/Takashi Kato)

経歴

1998年自治医科大学卒業
2007年東北大学大学院医学博士課程修了、東北大学病院移植・再建・内視鏡外科 他
2016年〜現職

備考

医学博士 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会 日本内視鏡外科学会 日本臨床外科学会 日本再生医療学会 日本抗加齢医学会 総合診療認定医