マイクロアレイ血液検査

マイクロアレイ血液検査

早期発見が一番のがん対策です。 マイクロアレイ血液検査

  • 消化器のがんに対し、9割と高い感度です
  • 特殊な薬剤投与をせず、X線による被曝の心配もありません
  • 検査は1回、5.0ccのみの採血で行えます

マイクロアレイ血液検査とは

マイクロアレイとは、がんなどに対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる技術で、世界で初めて血液ががん細胞に反応する状況を、遺伝子レベルで知ることができるようになりました。
この技術を利用して開発されたのが、マイクロアレイ血液検査です。1回の採血で、しかもたったの5.0ccの血液で行える新しい遺伝子レベルでの高精度な検査方法です。

マイクロアレイ血液検査の流れ

マイクロアレイ血液検査の流れ

この検査で遺伝病等に関わる遺伝子情報が知られることはありません。

※遺伝物質とはRNA(リボ核酸)のことです。

血液を採取する必要があります

マイクロアレイ血液検査は、血液を採取する必要があります。
採血に必要な血液は5.0ccとなり、採血回数は1回です。
健康保険適応外となりますので、自由診療となりますので予めご了承ください。

マイクロアレイ血液検査の特長

  • 高い感度

    消化器のがんに対して9割の高い感度を示しています。

  • 簡単な検査方法

    検査は1回の採血で行えます。採取する血液は5.0ccのみです。

  • 同時に検査が可能

    胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がんが検査の対象となり、一度の採血で検査が行えます。

  • 安心の検査方法

    特殊な薬剤の投与もなく、X線による被爆の心配もありません。

英文の科学雑誌

マイクロアレイ血液検査の中心となる新技術は消化器内科の専門医によって行われた臨床試験で明らかにされました。

研究成果は英文の科学雑誌(Biochemical and Biophysical research Communications 誌)に掲載されています。

この検査結果は健康状態を判断するための一つのデータとなります。
他の検査結果と合せて医師が総合的に診断致します。

膵がんや胆道がんは早期発見が難しいため、がんが見つかった時にはすでに進行していることが多いため、がんの中でも10年生存率は最低の4.9%です。膵がんや胆道がんに加えて、胃がんや大腸がんを90%早期発見できる検査がこのマイクロアレイ血液検査です。かなり鋭敏な腫瘍マーカー検査だと思って頂いて構いません。
がんを早期発見できればできるほど、治療できる可能性が高くなります。消化器系のがんが心配な方は、是非、定期的にこの検査を受けられることをお勧めします。

がん予防/早期対策・早期発見のための遺伝子検査

がん予防やがんを早期発見する事が一番重要だと考えています。
そのために、なかなか発見しづらい消化器系がんの血液検査や自身ががんになりやすいかどうかを遺伝子レベルで検査することを推奨しています。
ご自身が将来、がんになりやすいのかを知ることは多少怖い気持ちもありますが、逆に、自分の体の事を前もって知っておけば、今後の生活習慣の改善などにも役立てる事ができるようになります。
がんという病気は治療よりも予防することが大切です。どうぞお気軽に血液検査・遺伝子検査をご相談下さい。

早期発見のための
マイクロアレイ血液検査
治療内容
検体
所要期間
料金(税込)
消化器がんマイクロアレイ血液検査
血液(5.0ml)
約4~5週間
86,570
消化器がんマイクロアレイ血液検査

血縁者にがんに罹患した方がおり、がんが心配な方や膵臓癌など既存の検査で見つけにくい癌を見つけたい方などが対象です。特に消化器系のがんに懸念を抱かれていらっしゃる方にお勧めです。

[特長]

  • 血液細胞の遺伝子から発信されるメッセージ(m-RAM)を解析し、消化器がんの有無を90%以上の精度で判別でき、部位の特定も行えます。
  • 血液細胞のがん細胞に対し、攻撃反応を遺伝子レベルで見ているため、早期発見が可能です。
  • 5ccの採血のみで行えるため、患者様の身体への負担が少なく検査が可能です。

マイクロアレイ血液検査の受診前注意事項に関して

本チェック表は「マイクロアレイ血液検査」をご受診頂くにあたり、正確かつ安心してお受け頂くためのものです。以下9項目に該当がございます場合は、結果に影響を及ぼす場合がございます。十分にご理解の上、ご受診いただきますよう、お願い申し上げます。
  • 現在がんと診断されている、もしくはがんの治療を受けている。
  • 部位問わず、5年以内にがんの治療をうけたことがある。
  • 自己免疫性疾患(潰瘍性大腸炎、全身性エリテマトーデス、関節リウマチなど)と診断され、現在治療を行っている。
  • B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスによる肝疾患と診断されている。
  • (女性の場合) 現在、妊娠中もしくは妊娠をしている可能性がある。または、産後1年以内である。
  • 副腎皮質ホルモン(吸入ステロイド剤を除く)を服用している。
  • 生物学的製剤(インターフェロン、インフリキシマブ:商品名レミケードなど)や免疫グロブリン製剤を服薬している。
  • ワクチンを接種して2週間以内である。
  • 大腸ポリープ、胃の過形成ポリープと診断されている方。又は、大腸ポリープを切除して1年未満の方。