新型コロナウイルス感染症 抗体検査

第2波が懸念される新型コロナウイルス感染症。厚生労働省は、東京と大阪、宮城の3都府県で合わせて1万人規模の検査を都内で6/1より実施。都内での検査は板橋区、豊島区、練馬区で行われ20歳以上の男女から無作為に抽出されたそれぞれ1000人程度が対象になっている。

当院では、厚生労働省が実施する新型コロナウイルスの抗体検査に採用されたアボットジャパン合同社の
抗体検査試薬を使用いたします。受託検査機関であるBMLに依頼して検査をいたします。

抗体とは?

抗体には5種類ありますが、感染症の診療に必要なのは2種類で、それはIgMとIgGという抗体です。

IgMは抗原つまり病原体が侵入した後に、最初につくられる抗体で、発症から約1週間前後で抗体量が増え、検査で陽性となります。
一方、IgGは発症から3−4週間経過してから陽性となります。

迅速検査キットやIgM抗体の検査は、他社製品で精度に問題がある報告(偽陰性や偽陽性など)もあるため、当院ではIgMの検査は取り扱っておりません。

抗体とは? グラフ

当院での検査結果は下記をご参考ください。

IgG結果
陽性感染後の免疫を
もっている状態
陰性感染していない

当院の新型コロナウィルス
感染症IgG抗体検査について

当院での抗体検査は、簡易的に15分程度ででる迅速検査キットではなく、専門検査機関での検査
(CLIA法:化学発光免疫測定法)となるため、検査結果が出るまでに約3診療日(土曜日含む)ほどお時間がかかります。
迅速検査キットやIgM抗体の検査は、他社製品で精度に問題がある報告(偽陰性や偽陽性など)もあるため、
当院ではIgMの検査は取り扱っておりません。

当院の新型コロナウィルス感染症抗体検査について 画像01

当院がそれを選んだ理由としましては、迅速検査キットはものによって精度のばらつきがあるため、当院では時間がかかっても精度が高いCLIA 法を導入しています(感度100%特異度99.6%との報告があります)。ただし、現時点ではいずれの抗体検査も研究段階であり、臨床的な有用性は完全には確立されているわけではありませんが、厚生労働省が抗体検査調査で使用するものと同じものであれば一つの判断材料にはなると思われます。

検査の流れ

  • 検査の流れ 画像01

    診察を行います。

  • 検査の流れ 画像02

    検査のため、採血をいたします。

  • 検査の流れ 画像03

    結果につきましては郵送にてお送りいたします。
    結果説明ご希望のお客様は、再度ご来院(予約不要)いただくか、オンライン診療にてご予約ください。

料金表

新型コロナウィルス感染症IgG抗体検査
新型コロナウィルス感染症抗体検査 画像01
※本検査は、保険適応外の自由診療になります。
※料金は、検査費と結果のご説明費用の合算料金になります。
郵送をご希望のお客様は、別途370円レターパック代を初診時にお支払いいただきます。
オンライン診療では、クレジットカードのご登録が必須になります。
ただし今回の結果報告ではご登録されても費用は発生いたしません。

検査費用7,500(税込)

企業様の団体予約も承っております。
メールお電話」にてお問い合わせくださいませ。

気になることがございましたら、
お気軽にお電話でもメールでもご連絡ください。

医師紹介


            加藤 貴志 院長

加藤 貴志院長
(かとうたかし/Takashi Kato)

  • 日本外科学会専門医
  • 総合診療認定医
  • 医学博士

皆様、はじめまして。加藤貴志と申します。
私は約20年にわたり外科全般(甲状腺、乳腺、食道疾患、胃・大腸疾患、肝胆膵疾患、血管疾患、内視鏡外科)および救急、麻酔業務に従事してまいりました。私がこれまで医師として働いてくることが出来たのは、患者様が肉体的・精神的にお元気になられて、その喜びを共有させて頂くことこそが最大の生きがいであったからです。
皆様が豊かな人生を送られますよう、私も全力でお手伝いさせて頂きます。

1998年自治医科大学卒業
2007年東北大学大学院医学博士課程修了、
東北大学病院移植・再建・内視鏡外科 他
2016年〜現職

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