2017/03/04

外反母趾予防

加藤 貴志 病院長

日本外科学会専門医。医学博士。内科、外科など多岐にわたる症例経験豊富。統合医療医として、疾病予防、がん予防および治療、アンチエイジングを専門とする。湘南メディカル記念病院病院長 加藤医師のブログです。

足の親指(母趾)の先が人差し指(第2趾)のほうに「くの字」に曲がり靴を履くと付け根の関節、内側の変形したところが靴にあたり痛みや炎症をおこしてしまうことがしばしば。これが外反母趾です。

その兆候があるかたは要注意です!!

特に偏平足のかた、女性で足先の細い靴や、かかとの高い靴を履くかたは外反母趾になる可能性があります。また体重からの負担や筋力低下でも起こります。

 

予防としては、毎日足の指を広げるストレッチを行います。足の指5本をグー、パーを繰り返します。血流も良くなり脚のむくみがとれますよ !

そして靴はなるべく足先の幅が広いもの、足の形に合ったものを選びましょう。

外反母趾用の装具も効果的です

 

変形や痛みがひどくなると、ストレッチや装具では改善が難しく、痛みにより靴が履けなくなると手術が必要となります。その前に対策をとることが大切になりますので、狭い靴をお履きになる女性のかたは、足の指を広げるグーパー体操をしてください。

 

整形外科

月~木・土 9:00~18:00

JR総武線 両国駅 0分

 

 

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