2017/02/07

怪我をした…

加藤 貴志 病院長

日本外科学会専門医。医学博士。内科、外科など多岐にわたる症例経験豊富。統合医療医として、疾病予防、がん予防および治療、アンチエイジングを専門とする。湘南メディカル記念病院病院長 加藤医師のブログです。

転んで手や膝を擦りむいてしまったり、包丁で手を切ってしまったなど、日常のなかでちょっとした怪我は多いと思います。怪我をした時に慌てず対処できるよう、本日は直後の対処法から病院受診についてお話します。少しでも皆さまのお役立ち情報になれば幸いです。

  1. まず出血の有無や砂が入ってないか、傷の深さなど傷の程度を確認をします。
  2. 傷口をよく洗いましょう。傷に砂などが入っていると化膿する原因になります。傷口の周辺も含め洗いましょう。
  3. 出血している場合は、傷口を直接圧迫(清潔な布などで押さえる)して、患部を心臓より高い位置に挙上する事で止血できます。
  4. 出血が止まり傷口がきれいな状態で創部被覆材(絆創膏)を覆って保護します。

病院へ受診した方が良い場合は次のような時です。大きな傷、深い傷、ぎざぎざ傷、出血が止まらない傷、傷に異物が残っている場合、動物に噛まれた傷、化膿した傷、また出血していて傷口がどうなっているのかわからない、痛みが強く自分では傷を綺麗に処置できない、不安がある。などの場合は整形外科で処置を受けましょう。

 

整形外科

月~木 ・土 9:00~18:00 東京 JR総武線 両国駅 0分

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