2017/06/01

関節リウマチの診断

加藤 貴志 病院長

日本外科学会専門医。医学博士。内科、外科など多岐にわたる症例経験豊富。統合医療医として、疾病予防、がん予防および治療、アンチエイジングを専門とする。湘南メディカル記念病院病院長 加藤医師のブログです。

こんにちは 整形外科 村瀬です

本日は関節リウマチについてです

 

リウマチは自己免疫疾患だと考えられています

関節を破壊してしまう病気です

 

症状

身体のだるさが続くことから始まり、朝起きると手のこわばりが強くなる、手や手首の関節の腫れや痛みが出る、関節が固まる、関節が変形するなどの症状があります。

 

鑑別診断(※可能性ある複数の病気から特定し診断すること)

リウマチ似た関節症状は他の疾患にも見られるため、鑑別診断が必要となります。リウマチの「診断基準」という項目がありますが「基準」であり、これだけで鑑別診断をすることはできません。実際基準に満たしていなくてもリウマチ疾患である方がいらっしゃいますので鑑別診断はとても重要です

図のように進行していきますが、今は関節リウマチは進行を抑えることができるようになりました。しっかりとした早期診断とともに状態に合わせた治療を開始していきましょう

このようにリウマチは鑑別診断や治療が必要となりますのでリウマチ疾患に精通している医師に相談しましょう。

また上記の症状があるかた、気になる方は早めに受診されることをおすすめします

何かありましたら湘南メディカル記念病院 整形外科までご相談ください

 

整形外科外来

月~木・土 9:00~18:00

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